こども環境教育出前講座
9日(金)、東北工業大学の先生を講師にお迎えして、6年生が「こども環境教育出前講座」を行いました。
出前講座では、世界の水資源や水質の課題をわたしたち日本の食糧自給率や食料輸入の視点から考えました。
そのなかで、バーチャルウォーターという考えを教えていただきました。食料を外国に頼っているということは食料生産に必要な水も外国に頼っているといういう考え方です。
ちなみに輸入牛肉を使った牛丼一杯のバーチャルウォーターは2000リットルだそうです。
また、外国では輸出用の食料の生産量を増やすために化学肥料を多く使うことで川の水の富栄養化が進んでいること、富栄養化は水の汚染につながり、大きな環境問題になっていることも学びました。
講師の先生が以前生活していたモロッコの環境問題や文化に触れながらお話を進めていただき、興味深い内容にあっという間に時間が過ぎました。
学校でも各教科の学習などで環境に関する学習を進めていますが、世界の環境と日本の関わりやフードロス減らすことなどについて考えるとてもよい機会となりました。