むし歯はどうしてできるの?

 今日は、2時間目に3、4年生合同で、東北大学・大学院歯学研究科の小関健由教授による歯科指導、「むし歯はどうしてできるの」~位相差顕微鏡で歯垢を見てみよう~がありました。はじめに、小関教授は、「食べること、お話しすること、大笑いできることは、日々の生活の中でとても大切なこと。だから口の中の状態を良くする必要があります。」と口や歯をきれいに保つ理由を教えてくださいました。次に、子供たち全員と小関教授、校長の歯と歯の間からつまようじでねばねばを採取し、位相差顕微鏡(生きた細胞などの透明な試料を観察するために用いられる光学顕微鏡の一種)を使い、その画像を電子黒板で見せていただきました。虫歯のもとになるバイ菌が、川のような所を動き回る様子がはっきりと見ることができ、子供たちから「うわーっ」と声が上がりました。その後の歯磨き指導では、5ミリくらいの動きを20回ずつ一筆書きのように3分かけて丁寧に磨くよう実際に歯ブラシを使って体験しました。最後に、おやつを食べる際は「甘いものが口の中に入っている時間が長くならないように気をつけること」、歯磨き粉を使って歯磨きをした時は「歯磨き粉には、歯を守るはたらきがあるので、少ない水で一回だけすすぐようにするとよい。」というお話がありました。とても説得力があり、なるほどと思う素晴らしい授業を提供してくださいました。小関教授、大変ありがとうございました。